2011

2月27日(日)工作に燃えたよ

モノづくりは楽しいね〜。山寺です。どうも。

先日、文房具のサイトを見ていたらインクブロッターなるものを見つけまして。

吸い取り紙を巻きつけた半円形の道具で、ペンで書いた後にごろんと転がすと余分なインクを吸いとってくれるんです。

あーーー。あぁ、あぁ。昔ハウス名作劇場で見たわ。手紙を書いたあとにごろんとやってたわ。あれか。

そういやうちの万年筆はインクが乾くのに時間がかかるなぁ・・・。

急激に欲しくなったので作りました。手に入れるというより、作ること自体が目的だったような感じです。工作楽しい〜。

行き当たりばったりで、ここが50mmだからここは52mmでいんじゃね?てな感じで切って削って貼りつけて〜。横から見て半円というよりほぼ四角になりました。

木工用ボンドでくっつけるだけでは強度的に不安だったので、各パーツに溝をつくってかませてます。なかなかに強度のある仕上がりになりました。

持ち手をどうしようか悩んだけど、てぬぐいの柄がいい感じに収まったので持ち手なしでいいや。がっしと掴んで使いますよ。

吸い取り紙もどうしようかと考えておりまして、ネットでもメーカーの吸い取り紙、半紙、画用紙と人によって様々。しかし突然インクジェット用紙がひらめきまして。実験してみたらこれがいい感じなんです。筆記後の形が崩れないのはもちろんのこと、インクを吸ってすぐさま別の場所に押し当ててもハンコ状態になりません。形を崩さずに即吸収、なおかつ速乾をめざしてメーカーの研究者さんが頑張ってくれたものですからね。研究者さんありがとうー!1枚の用紙から5枚作れるので経済的だし。

ということで吸い取り紙にはマットのインクジェット用紙をセット。てぬぐいとお揃いの柄をこさえてうっすらと印刷してあります。がっつり印刷すると吸い取り量が減っちゃうような気が・・・。減るよな・・・?

底面は微妙な曲面にしてフェルトをくっつけてあるのでふっかりソフトな良い転がし具合です。

ベニヤ板とケントボードとはぎれとフェルトと木工用ボンドと〜。そこら辺にあったものだけでできました。材料費は〜・・・、10円未満ですね。インクジェット用紙が5円で一番高い。

お金をかけずに楽しめる趣味っていいよね!もうひとつの方の趣味は年に1、2回とんでもない出費があるけどね!

今回のインクジェット用紙の用途は大発見。ちょっとしたアハ体験でした。

手帳やノートにお気に入りの柄を印刷したインクジェット用紙を挟んでおくと便利ですね。あ、しおりと兼用もできるな。

あと、急いでペン入れするときに使えるかも。次の機会に試してみよう。