山寺家の画材

こーゆーのを使ってます。

クレタケ 漫画ブラック

山寺はもうこれじゃないとダメです。というか、これに出会ってから他のインクを試してない。

どこにでも使えて、乾きが早くて、乾いた後は耐水性。

速乾性じゃないと、あっちこっちペン入れしてるときにまだ乾いてないところに手を乗っけてしまってイヤー!!なことになるんです。

それに、結構手に汗をかくので、耐水性じゃないと汗でインクが溶けてイヤー!!なことになるんです。

乾きが早すぎてペン先がすぐ太るので、こまめに拭きます。

そのうち拭いても無駄になってくるので、アルコールをつけて拭きます。

そのため、燃料用アルコールを常備。危険な家ですね。

試供品等のちっこい入れ物に入れておくと便利ですよ。

上部を切った箱に入れてあるのは、ペンが迷子にならなくて便利なのともうひとつ、うっかりボトルが斜めって大惨事になりかけるときでも、この箱の中だけで済むことが多いんです。

常に2つありまして、新しい方はペン入れ用、古くなってペン入れしにくくなったらベタ用になります。古くなる前に使いきれるほど描いてないってのが悲しいなぁ自分・・・。

MAXON ペン軸

今までいろんなペン軸を買って試してきましたが、描いてるときにペン先がグラグラしたり(といってもほんとにわずかでしょうけど)、インクを拭くときに抜けたりでいまいちよろしい物が無かったんですが、とうとう出会いましたよ。

このペン軸はペン先をネジ式でぎゅっと押さえてくれるのでグラグラしないし抜けないしいやもう最高!

金属だけどそんなに重くないです。

インクと同じく、これじゃないとダメですねぇ。

クツワ プニュグリップ

手荒れで指先がツルッツルのスベッスベな山寺の必需品。

コミケとか100均とかでよく売られているのは『右手用』。

しかしながら、山寺がお勧めするのは『スクリュー』と『ドロップ』です。

『右手用』『左手用』は、3本の指の位置に合わせてくぼみがあるんですが、それが少しでもずれると太さも変わるし安定しないしで気持ち悪いことこの上なし。書くのには向くでしょうが、描くのには向きません。

『スクリュー』はねじねじしてまして、『ドロップ』は、画像では見にくいですが、しずく形のくぼみが大小4つずつあります。

全体が同じような形をしてるので、多少ずれたところで問題ございません。

というわけで、今まで使ってた『右手用』はサブに格下げです。

山寺のグリップにはメイン(指先用)とサブ(人差指の付根用)がありまして、この人差指の付根も同じくツルッツルのスベッスベなんですね。たいした問題じゃないようにも思えるんですが、やはりここも滑ると書くのも描くのもだめになります。

今、『スクリュー』と『ドロップ』両方使ってますが、たぶん『スクリュー』の方がいいと思う。

ステンエッジ付三角定規

線を引くのはすべてこれ。

これが無いとオイラはもうどうすれば・・・!

一番長い辺が40cm強あります。

2辺に金属のエッジが付いているので、カッターを使うときも遠慮なくさくさくいけます。

デザインカッター

大学の売店で買ったのでかれこれ10年以上のお付き合いです。

おしりの部分を押すと、刃先が固定された状態と、くるくる回る状態を変えられます。

このくるくる回る状態が、慣れないうちは使いにくくてしょうがないんですが、慣れてしまうともう、回らないとトーンが切りにくい!ってくらいくるくる依存になります。

刃は、デザインカッター用のものは入り数が少ない上に値段が高いので、NTカッターの刃を改造して使ってます。

刃の幅が足りないので、本体側に金属片で詰め物をして、刃のつっかえる部分をニッパーを使ってべきっと折ります。テレビを見つつ黙々とやるので、40枚くらいあっちゅー間です。

そういや最近、本体も替刃も店で見なくなったな・・・。

練りけし

トーンの削りカスをくっつけてねりねりねりねり・・・・・・

この練りけしも10年以上前に買ったものですが、この使い方を知らなかったので、それまでお蔵入りしてました。

それまでははねぼうきで払っていたんですが、練りけしだと飛ばなくていいですね。

この入れ物はせっけんが入ってました。いい大きさです。

両面粘着シート

正しくは何ていうのかわかりませんが、透明でぺろんとした2.5cm角のシートです。100均で売ってますよ。

トレースするときに紙同士がずれないようにしたり、スピード線を描くときに片方の定規を固定したりします。

きちんと狙った場所に描くことが出来ないことが多い(致命的)ので、トレースすることが多くて必要不可欠。

ロットリング 1.0mm

枠線を引くときはこれです。

漫画ブラックを入れているので、うっかり長期間ほっとくとサヨナラするハメになります。

ロットリング用のインクって、消しゴムかけると薄くなるんだもの・・・。

アイシー 漫画原稿用紙

これも、出会ってから他の原稿用紙を試していないので、もしかしたらこれより良いのもあるのかもしれませんが・・・。

ガンガン消しゴム使いまくりなので、ペン入れ前にケバ立つと困るんですが、その点は大丈夫。

あと、印刷してある水色の線が薄いのもポイント。これが濃いと、印刷屋さんでは大丈夫だけど、コピーだと出るんです。アナログでコピー誌作る人には重要かと。でもそのおかげでメモリが見にくいので、他社みたいに2色刷りで濃いメモリになってくれると嬉しいですよアイシーさーん。

筆ペン ぺんてる筆『すき穂』『太字』

中の墨は全部抜いて、漫画ブラックをつけて塗ってます。ムラが少なくていいですよ。

ふたを閉めれば楽勝で数日以上もつので、速乾性のインクを使いながらも頻繁に洗う必要がありません。

トーン貼りで大きい切れっ端がでたとき、とっておいてまた別のところに使いたいんですが、筆ペン用インクだと、トーンののりの部分に黒いのが付いてしまってダメなんですね〜。ここ大切ですよ〜。ビバ漫画ブラック。

穂先も結構きれいに整ってくれるので、漫画を描くときには普通の筆よりもこっちの方がいいなあ。